卵管通過障害の治療後に成果が出ない場合、卵子提供の検討を

       

不妊治療には時間がかかり、若ければ若いほど成果も出やすいため、おかしいと感じたらすぐに検査を受けることをおすすめします。
年齢を重ねてから子供を授かる方法のひとつとしてあげられるのが、卵子提供です。
不妊症の原因は様々ですが、胎児を育てるための子宮の状態はいいのに、卵子の状態が悪くて妊娠できない方のために、私たちAct Oneでは卵子提供のサポートをしています。

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不妊症の検査をた結果、卵管通過障害という原因が見つかることがあります。
卵管通過障害は、不妊症の原因としても多い症状で、癒着によって卵管が動きにくかったり、卵管そのものが狭くなっていたり詰まっていたりする症状のことを言います。

卵管は精子が卵子と出会うために通る大切な道です。
この道がふさがれていたり狭かったりすると、受精することができません。
また、受精はできたとしても、受精卵が子宮に戻りにくくなるという問題もあります。

卵管通過障害の原因には、卵管の内部に膿性や水溶性の貯留液がたまってしまう、卵管留水症や留膿症、またクラミジアなどの感染症によって卵管内の機能が低下してしまう症状があげられ、これらの症状によって卵子や受精卵をスムーズに運ぶことができなくなってしまうのです。
もうひとつの原因として、子宮内膜症などの病気がもとで炎症を起こし、卵管周囲が癒着してしまうケースもあります。

卵管がきちんと通っているかを調べる検査は、二酸化炭素などのガスを通す通気検査や、カテーテルで生理食塩水を通す通水検査、造影剤を子宮の中に入れてレントゲンで見る卵管造影検査などがあります。
これらの検査をすることで軽い卵管通過障害の場合は卵管内の掃除をすることができ、検査後に妊娠しやすくなる場合もあります。

卵管通過障害が見つかったら、原因に沿った様々な治療を行っていきます。
治療で卵管の状態を整えて初めて妊娠へとステップアップできます。
中には治療をしてもなかなか改善されなかったり、治療を続けている間に年齢が上がってしまい、卵子の状態が悪くなってしまうことがあることも否めません。

もしも卵管通過障害の治療後、不妊治療を繰り返しても妊娠にいたらない場合、卵子の老化が原因だと考えられます。
自然妊娠が難しいと判断した時には、諦める前に卵子提供のことを思い出してください。
第三者から卵子提供を受けるため、若くて状態のいい卵子が使われます。

卵子提供で妊娠することができれば、奥様は自分のお腹で赤ちゃんを育て、実際に産むことができますし、旦那様は自分の遺伝子を受け継いだ我が子と出会うことができます。
Act Oneではいつでもご相談に乗らせていただきます。