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「日本国内で完結・海外渡航不要」の卵子提供プログラムについて

         

2022年3月現在、コロナ禍において海外渡航の制限、及び帰国時隔離の懸念が続いております。また、それらの懸念が緩和されたとしても、海外渡航の感染リスクは依然として拭い切れない状態です。

このような状況の中、アクトワンには、「ご自身の海外渡航なしで海外での卵子提供プログラムを行える方法」についてのお問い合わせを、大変多くいただいております。

アクトワンでは、このような状況下でも安心して卵子提供プログラムを実施いただけるよう、特に卵子提供の成功率の高いハワイのクリニック(FIH)と連携し、「ご自身の海外渡航なしで海外での卵子提供プログラムを行える方法」を整えてまいりました。

以下にその概要をご紹介致します。

 

 

 

通常の卵子提供プログラムと、海外渡航不要の卵子提供プログラムの比較

通常の卵子提供プログラムの流れと、の海外渡航不要の卵子提供プログラムを比較しながら、概要をご説明します。

(通常の卵子提供プログラムについての詳細は、以下のページを参照ください。)

卵子提供の費用やリスク・成功率について【2022最新版】

アクトワンの卵子提供プログラムについて

 

1次渡航

<通常>

1次渡航にて夫婦でハワイのクリニックを訪問頂きます。その場で、妻の診察、夫の採精・凍結、同意書の作成、2次渡航のため必要となる内膜調整のためのお薬を持ち帰り頂きます。

<海外渡航をしない場合>

妻は国内のクリニックで検査をし、夫も国内のクリニックで採精・凍結をします。その後、凍結精子をハワイに移送する流れとなります。別途、精子の移送契約も必要となります。そのため、移送費用として35万円~程度の費用がかかります。

また、ハワイへの渡航を行わない代わりに、ハワイのクリニックとSkypeによるコンサルテーションを行い、同意書の作成を行います(2~3時間程度)

 

卵子ドナーの採卵

<通常>

卵子ドナーはハワイに16日間ほど滞在し、排卵誘発剤を毎日自己注射しながら採卵を行います。この間、現地スタッフが、ドナーをしっかりとサポート致します。採卵は全身麻酔の手術となります。

<海外渡航をしない場合>

卵子ドナーは、国内の提携クリニックで排卵誘発剤を毎日自己注射し、採卵します。国内で採卵を行う場合でも、ハワイで採卵した場合と採卵数は同程度となります。採卵した卵子を凍結し、凍結卵子としてハワイに移送します。移送費用はプログラム費用に含まれます。

 

顕微授精とPGT-A

<通常>

採卵されたドナーの卵子を、ハワイで夫の精子と顕微受精させた後、受精卵を胚盤胞まで培養します。着床前診断はハワイで行い、正常胚のみを保管します。男女の別もこの際に判明します。

<海外渡航をしない場合>

卵子提供プログラムにおいて、成功率を左右する最も重要なプロセスである授精と培養の工程は、ハワイにて行います。移送した凍結精子と凍結採卵を、ハワイで顕微受精させ、胚盤胞まで培養します。ハワイで着床前診断を行い、正常胚のみを保管します。男女の別がこの際に判明する点は変わりません。

 

2次渡航

<通常>

妻は、ハワイから持ち帰った薬を使って、子宮内膜の調整をします。内膜が十分厚くなったら、凍結胚移植のために、ハワイに渡航(2次渡航)します。妻はハワイに7泊9日滞在し、帰国となります。

<海外渡航をしない場合>

凍結された正常胚を日本に移送します。妻は、日本のクリニックで子宮内膜の調整をし、凍結胚を子宮へと移植します。凍結胚の移送費用は、プログラム費用に含まれます。

 

「日本国内で完結・海外渡航なし」の卵子提供プログラムに関して、お気軽にお問い合わせ下さい。

以上が、「日本国内で完結・海外渡航なし」の卵子提供プログラムの流れとなります。ご覧頂いた通り、移送費用などがプログラム費用に含まれる部分もあり、通常と比べて費用面が極めて高額になるとも限りません。お問い合わせ頂けましたら、さらに詳細についてご説明いたします。

お問い合わせは、こちらのお問い合わせフォーム、またはLINEの友達追加、またはお電話(0120-954-157)にて承っております。ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さいませ。