卵子提供は妊娠率の高い生殖医療

       

卵子提供とは第三者に卵子を提供してもらい、妊娠を希望する夫婦の御主人の精子と体外受精をさせて受精卵を作り、それを奥様の子宮に移植して妊娠を試みる方法のことです。

日本でも不妊治療の方法として今注目を浴びている方法の一つなのですが、今の日本では法律による整備が追い付いておらず、誰でも望めば卵子提供を受けられるような状況が整っていないのが現状です。

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そのため海外に出向いて卵子提供を受けるのが一般的であり、Act Oneでも海外の卵子提供を行ってくれる病院をあっせんしております。

そこまでして卵子提供を受けようと考える理由の一つに妊娠率の高さが期待できるということがあるのです。

海外で卵子提供を受けるには、それなりのお金も時間もかかります。
それでもあえてその方法を選ぶのは他の生殖医療と比べて妊娠率を大きくあげることができるからです。

日本でもいろいろな高度生殖医療を受けることができるのですが、その成功率は50%にも満たないのが現状です。
もちろん高度生殖医療を受けるのに健康保険は適用されませんので、何十万円から何百万の大金をつぎ込んで治療を受け、それでも妊娠に至らないケースも少なくありません。

一方で卵子提供では成功率75%と高いため、妊娠する可能性が大きく広がることでしょう。
この可能性にかけて皆さん多額のお金を払って海外に治療を受けに渡るのです。

生殖医療の技術も日々進歩しているのですが、なぜ卵子提供の方法はこれほど高い妊娠率を上げることができるのでしょうか。
その理由は提供された卵子にあります。

不妊治療を受けている方で妊娠に至らないのは、卵子の状態がよくないことも原因のひとつとしてあげられます。
卵子提供では若くて健康な女性の卵子を提供してもらうことができるため、卵子自体の生命力が高く、そのおかげで着床率を高めることも可能になります。

今まで日本でいろいろな生殖医療を受けてきて妊娠に成功しなかった方は、金銭的だけでなく精神的にも相当大きなダメージを負っていると考えられます。

そして治療が長引くほどその負担も増していくのです。

ストレスは妊娠率を下げる要因にもなってしまうため、治療が長引くとストレスもさらに重くなり負のスパイラルに陥ってしまいます。
成功率の高い方法を早めに選択することによって、精神的経済的負担を軽減することになるかもしれません。
また卵子提供は高い妊娠率だけでなく、流産リスクを下げる効果も期待できます。

せっかく妊娠しても無事に出産に至らなければ当たり前ですが子供を持てません。
年齢とともに上がる流産のリスクを下げることができるため、無事に出産する確率も高くなります。