卵子提供と子宮年齢の関係性

       

突然ですが、皆さんは自分の子宮年齢について考えたことはありますか?

一般的な生活を送るうえで気にする機会はあまりないかと思いますが、妊娠を望んでいる人や不妊で悩んでいる人は少し目を向けたほうが良いかもしれません。

それは中々子宝に恵まれない原因は、子宮年齢の老化が大きく関係しているかもしれないからです。

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そもそも子宮年齢とは何か、老化すると具体的にどういうことが起きるのか、妊娠とどう関係するのかを知っておくと今後の不妊治療にも役立つことでしょう。

子宮は胎児を宿し、産まれてくるまでの間、胎児を育む役割を担う重要な女性特有の臓器です。

個人差はあるものの、だいたい初潮を迎える12歳~14歳頃から本格的に機能を開始しますが、年齢を重ねれば少しずつ質も落ちてきます。

子宮はあらゆる臓器の中でも特にデリケートで老化しやすく、一度質が落ちてしまうと回復することはまず不可能と言われています。

さらにストレスや不眠など生活習慣が影響すると更に子宮の質は落ちてしまうので、十分に気をつけなければいけません。

近年、女性の社会進出が進み、ストレス社会とも言われるようになり、子宮年齢は実年齢の+7歳~14歳が目安とされています。

しかし具体的に子宮年齢が何歳なのかを調べる検査はないので、卵巣年齢検査で予想するのが無難なところです。

子宮年齢が高ければ高いほど妊娠しづらい、流産しやすい、染色体異常の発生率が上がる…などのリスクも高まるのです。

その為、近年では卵子提供を検討する人、実際に受ける人が急増しています。

卵子提供は20歳~30歳くらいの第三者の卵子と旦那さんの精子を受精し、奥さんの子宮に移植し妊娠・出産するという不妊治療の一種です。

日本で卵子提供を受けるには様々な条件にクリアしなければいけない必要があり、卵子提供を受けられる場も非常に少ないので実際に行うのは難しいと言われていますが、既にアメリカやマレーシアなどで定着しつつあります。

その為、日本からわざわざ卵子提供を受けに来る人も多く、年々増加傾向にあるのです。

Act Oneでは卵子老化が原因で不妊治療を行っている人の役に立てるよう、全力でサポートさせて頂いています。

人工授精や体外受精、顕微授精など様々な不妊治療を行ったけれど、どれも結果が出なかったという人は半分諦めかけていたかもしれません。

不妊治療をするたびに期待、不安、落胆、その繰り返しだったことだと思います。

卵子提供なら妊娠する確率をグッと上げ、さらに高齢出産ならではのリスク回避へと繋げることができます。