卵子提供による出産の体験談

       

不妊治療の末に、卵子提供の選択をされた方は治療の結果をどのように受け止めているのでしょうか。

卵子提供を受けての出産をされる方の多くは、四十代の女性です。

近年ではメディアの影響もあって周囲の認知度が高まり、三十代でも卵子提供プログラムを考える方も増えているようです。
皆様卵子提供を行うまでは、国内での不妊治療を行っておられていました。

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治療が10年にも及ぶ方もいらっしゃいます。
しかし卵子提供という治療に移行するきっかけは、母体の卵子の老化や採卵自体が難しくなってきたという理由が多く挙げられます。

さて国内には、卵子提供プログラムを行うエージェントは数多く存在しますが、卵子提供の施術を受ける先は海外になります。
欧米では卵子提供による不妊治療は法整備も進んでおり、一般的な不妊治療になっています。

また不妊治療の技術も最先端のものなので安心して任せることができます。
一方、日本国内では法の整備が進まず卵子提供を受ける条件が厳しいものとなっています。

また提供される卵子はエージェントによって多少の違いはあるようですが、ほとんどが日本人から提供されるものになるようです。

不妊治療とは言っても、やはり第三者から提供された卵子ですから、多少の抵抗はあるかもしれません。
しかし治療を受け、出産に至った方たちの体験談では、喜びの声にあふれています。

四十代後半の女性の体験談では、「十年近く国内にて不妊治療を行っていましたが、採卵もできなくなり卵子提供プログラムを受けることを決意した」と書かれていました。

この方は初回で妊娠することができ、夢だったお母さんになることが出来ました。

確かにドナー様の面影を感じることはあったようですが、日々子育てをする中で顔は変化するものですし、なによりご自分が産んだということで愛情が募りただただうれしいという報告です。

体験談では、ドナー様の面影を気にするようであれば、やはり日本人からの卵子提供を受けた方が良いだろうとおっしゃっています。

また体験談ではエージェントを選ぶ際、優先順位について、提供される卵子について国籍を考慮するのか、それとも成功率や渡航先、フォローを重要視するのか、これらは金額も含めて検討されたようです。

体験談の中には、卵子提供を受け、出産を行うまでは鬱々と過ごして来た方が多くいらっしゃいます。

お母さんになりたいという夢をお持ちでしたら、一度卵子提供プログラムを検討してみてはいかがでしょうか。