卵子提供者となり卵子ドナー登録する方はリスクなども知っておこう

       

現在日本では晩婚化が進んだ影響もあり、多くのご夫婦が何らかの不妊検査や治療を受けた事があると言われています。

また、病気や早発閉経によって妊娠が難しい方や長年不妊治療をおこなわれている方などに注目されているのが、卵子提供プログラムになります。

卵子提供プログラムとは、不妊で悩まれているご夫婦などがご主人の精子と卵子提供者であるエッグドナーの卵子を体外受精させ、できた受精卵を奥様の子宮へと移し妊娠させる方法です。

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卵子提供者の事を、卵子ドナーやエッグドナーと言います。
エッグドナーの方は、ご自身の卵子を提供するのみで出産には関わりません。

その為、何か人の為にできる事をしたいと願いエッグドナーとなられる方や登録会社から提供される謝礼金が目的でエッグドナーとなられる方もおられます。

エッグドナーに適しているとされる方は、登録会社にもよりますが20歳から30歳までの方です。
また、過去に出産経験がある方も適しているとされています。

採卵に影響が出る可能性があるので、精神安定剤を服用されている方や喫煙者、薬物や過度なアルコール摂取をされる方は適していません。
エッグドナーに選ばれた場合は、まず日本の医療機関でエッグドナー適合検査を受ける事になります。検査の内容はブライダルチェックと同じようなものになります。

その結果で、正式にエッグドナーとして登録されます。
しかし、エッグドナーに選ばれてから採卵までの期間は予想外の妊娠や感染症を防ぐために性行為の禁止や卵子に悪影響を与えるアルコール摂取の禁止などの規制があります。

また、採卵の為に2週間程度海外に滞在する必要があります。
滞在中は、採卵日までの期間、数回通院が必要となります。

一般的に採卵は、軽い全身麻酔をするので痛みも無く20分程度で終了します。
麻酔は静脈注射でおこなう場合が多く、予防注射と同じくらいの痛みです。

採卵後は1時間ほど病院で休み、感染症を防ぐ抗生物質などが処方されます。
航空券やホテル代、病院までの交通費などは、登録会社が負担する場合がほとんどです。

採卵のリスクは、薬で卵巣に刺激をあたえることになるので、極まれに卵巣が腫れる卵巣過剰刺激症候群や腹部に水が溜まったりという副作用が出る場合があります。

また、人によっては頭痛や軽い生理痛のような違和感を2、3日感じる方もおられます。
Act Oneアクトワンの提携クリニックでは経験豊富な技術レベルの高い医師による治療がなされますので過度なご不安は不要です。また、現地スタッフによる細やかなサポートもあり、少しの体調変化にもすぐにご対応することが可能です。