自然に一人目を授かることができ、順調に子育てをしていってそろそろ二人目を…と考えていても、なかなか授かることができない、という不妊もあります。
一人目が自然に授かることができたのだから、二人目はそのうちできるだろうと思っていても、なかなかできないと次第に焦りが生まれます。
どのタイミングで妹・弟を作ってあげたいという考えもあるでしょうから、二人目を授からない時間が長いとプレッシャーも感じ始めるでしょう。
実は、一人目は授かったのに二人目はなかなか授からない、という不妊に悩んでいる人も多いです。
ではどうして急に二人目が授かれないのか、というと、実は不妊は急に起こったわけではない、というのが二人目の場合はほとんどです。
一人目のときからもともと夫婦どちらかに不妊になる可能性はあったものの、その時はうまく授かることができた、という状態なのです。
一人目を授かれたのだから、不妊の可能性はないと安心しがちです。
そして、二人目をなかなか授からないときになって検査に行き、不妊の傾向に気づくでしょう。
また、二人目の場合は、一人目の出産によって不妊傾向になる、というパターンもあります。
出産は女性にとってとても大変なことです。
たくさん出血をしますし、命をかけて出産をします。
しかし、出産のときに何かしらトラブルが起きている場合、その後の妊娠に影響する可能性があります。
それ以外にも、二人目の場合は年齢があがっていることによる不妊も考えられます。
年齢があがるにつれて、どうしても不妊の傾向が強くなります。
そのため、二人目を授かりたいと思ったときにホルモンのバランスが悪く、加齢による問題が生じている可能性もあるのです。
二人目の場合にも、卵子提供を受けることは可能です。
ただ、早めの決断が必要になるでしょう。
一人目を授かることができたのだから、そのうち自然にできるはず…と考えていると、時間がたちすぎてしまいます。
そうなると卵子提供を受ける時期も遅くなってしまうでしょう。
確かに自然と授かることができればいいのでしょうが、二人目から不妊傾向となる場合もある、と知ったうえで、早めに検査をして自分の体、そしてパートナーの体の現状を検査してみましょう。
卵子提供にも時間がかかりますし、卵子提供を自分自身が決心するまでにも、考える時間が必要になると思います。
二人目の場合は不妊を受け入れるのは辛いかもしれませんが、もしかして…と思った早めの行動が、卵子提供で二人目を授かることができるかどうかのポイントとなるでしょう。