タグ別アーカイブ: 不妊治療

どうぞ、心と身体をいたわりながら的確で賢い不妊治療を受けて下さい。パートナーを大切に!

子供が欲しいあなたを全力で応援するバタフライより☆彡

私は、不妊治療を12年続け、ついに自分の卵での妊娠を諦めて、卵提供を受けて妊娠、出産しました。私が不妊治療を開始した頃と現在とでは、隔世の感があります。以前は、不妊治療を受ける、という事はとても特別な事で、後ろめたく、容易に他言出来ない雰囲気でした。ところが今や、不妊治療関連の保険や、金融商品も登場し、不妊治療は今や堂々、時代の表舞台に躍り出ました。身近で大事な存在となった不妊治療ですが、医療分野としては新興ですので、まだまだ、変貌を遂げていくと思われます。患者は、的確で賢い選択をして、疲弊しないようにして欲しいです。私は12年間の不妊治療で、様々な医療機関に行きました。歴史が古く、日本の不妊治療の草分け的存在の病院や、全国的に有名な人気病院、カリスマ的医師が君臨する個人クリニックetc、全国あちらこちらの病院やクリニックに行き、最先端の不妊治療を探し求めました。そして得た結論は

質の良い卵、精子、母体、何より心が肝心」という事です。

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現在百花撩乱の不妊治療。ホームページには、「あなたの為のオリジナルの治療をカスタマイズします」など、美辞麗句が踊っています。妊娠の実績が数字で示されていますが、数字のマジックに期待し過ぎてはいけません。高い妊娠率を誇っていても、それは、体外受精の結果としてのごく初期の妊娠も含んでいる場合がほとんどです。肝心なのは、出産までたどり着く事であって、妊娠率ではなく、出産率を確かめる必要があります。

患者のニーズに医療体制が追いついていない、というのが不妊治療の現状です。そもそも医療機関が少ないので、大変混雑して、長い待ち時間に患者のストレスはうなぎのぼり。治療そのものが大変なストレスなのに、治療にたどり着くまでのストレスが重なって、患者の心は悲鳴をあげています。患者を苦しめているものがもう一つ、費用です。不妊治療は保険外が多く、高額になるケースが多いです。私は全国の色んな病院やクリニックに行きましたが、同じ治療でも診察代が全く違うのに驚きました。卵の成長をチェックし、排卵のタイミングを探る、という不妊治療の基本中の基本の、エコー検査。これが、保険外で、1回5千円ほど必要な所もあれば、保険診療でまかなえる所もあり、なんと、エコー検査の費用は無料、という所もありました。私は、歯科もあちらこちらへ通いましたが、歯科も同様で、同じような虫歯治療を受けたのに、何故、こんなに診察代が違うのだろう?とかねてから疑問でした。不妊治療も医療機関によって、費用がかなり違います。特に、高額の体外受精は、大幅な価格差がありますので、要注意です。高い所が良い、とか、安い所はだめ、という判断は出来ません。何科であってもそうだと思いますが、医療機関を選ぶ時には、ドクターや医療機器など診療のクオリティ、費用、通いやすさなど、総合的な判断が必要で、高名なドクターであっても、自分との相性が悪ければ、治療が苦痛になってしまいます。

不妊治療は、排卵誘発剤やホルモン剤の副作用などで、身体が相当、苦しいです。心もはり裂けそうに、しんどいです。ぎりぎりの状態で踏ん張っている時に、いくら腕の良いドクターであっても、ハートの優しさが感じられなかったり、思いやりに欠ける言葉を言われたりしたら、良い卵も育ちません。不妊治療は、夫婦やカップルとドクターの三人四脚、そして、体外受精の場合には培養士も加わって、チームを組んでの治療になります。相性も大事です。

12年間の不妊治療で、人工授精や体外受精を繰り返し、10回の流産を体験し、1回の卵提供で妊娠、出産に至りました。巨額を費やし、膨大な時間と気力、そして、海に流してしまいたい程の沢山の涙を流してきました。私は、出来るだけ、私の体験を伝えて、後に続く皆さんの力になりたいと願っています。不妊治療についてのアドバイスを具体的に書きます。

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1−ー医療機関のホームページを的確に読み取る事。複数の病院、クリニックのホームページを比較検討する。美辞麗句にだまされないで。

2−—ドクターとの相性を大事にする。

3−—待ち時間が長く、やっと診察室に入れたと思っても、一人の患者にかける時間は短く、ドクターと真剣に話し合っていても、看護師がやって来てドクターの机に他の患者達のカルテをドンと置く、というのは茶飯事。なので、ドクターへの質問を簡潔に箇条書きにまとめて、メモを持って診察室に入りましょう。

4−—疑問があれば、とことん尋ねましょう。ドクターが多忙で無理なら、看護師や、培養士に尋ねましょう。出来るだけ友好的な関係を医療スタッフと築きましょう。無理してしんどい思いをして友好関係を作らなくても、医療スタッフに質問をぶつければ、あなたの熱意は伝わります。

5−—費用については、特に高度医療は、病院やクリニックによって差があるので、詳しく尋ねましょう。

6−—受精卵はできるのだけれど、胚が順調に育たない。妊娠してもすぐに流産してしまう。こんな場合には不育症検査も受けましょう。最近は、不育症治療に特化したドクターもおられます。

7−—不妊治療は、心身への副作用が相当きついです。私の場合は、排卵誘発剤やホルモン剤の大量摂取により、吐き気や抜け毛、ひどい倦怠感に悩まされました。流産の後には何度も自殺を考えました。私を救ってくれたのは、友人でした。とことん、私の悩み苦しみを我慢強く、聴いて、受け止めてくれました。何度も何度も同じ話をして泣く私のそばにずっと、じっと、居てくれました。あなたを受け止めてくれる人を大切にしましょう。

8−—頑張って、良い卵を創り上げても、大地である母体がくたびれていては、命は育ちません。私は、母体創りのために、お灸、漢方薬、高麗人参、はちみつ、そして、不妊に効くという、アメリカで売られているサプリも個人輸入していました。温泉にもよく行きました。特に、赤さび色の鉄泉が子宮や卵巣に効いた、と私は思っています。あなたが、心身を伸びやかに解放できる何か、を大切にして下さい。

9−—パートナーを大切にしましょう。私の場合、私の、赤ちゃんへの想いが強過ぎて、不妊治療に突っ走り、夫がついて来られなくて、息切れして、「もう協力出来ない。こんなしんどい思いをしてまで子供は要らない」と言い、夫婦共にとてもつらい時期が長くありました。男女が協力して、命は誕生します。夫やパートナーの意志も尊重しましょう。

不妊治療については、また、補足して書いていきたいと思っています。私の体験が、皆さんのお役に立てて、少しでも、楽に、のびのびと、不妊治療にのぞんで頂ければ嬉しいです。

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引け目を感じないで!

子供が欲しいあなたを全力で応援するバタフライより☆彡

私は、卵提供を受け、高齢初産で出産しました。卵提供を受ける事を決意するまで、大変悩みましたが、今、子供と日々の喜怒哀楽を共にし、本当に、出産して良かったと実感しています。

卵提供を受けるかどうか、悩んでおられる方々に、このブログが何らか、力になればHappyです。

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前回のブログで、「周囲があなたを母親にしてくれます」と書きましたが、とても大事な事ですのでもう少し、補足します。私が声を大にして強調したいのが「卵が自分のものでないからといって、ひけめを感じないで欲しい」という事です。私自身が妊娠中からずっと、ひけめを感じて何だか肩身の狭い思いをしていたのですが、結局は杞憂だと分かりました。妊娠中の産婦人科でも、出産前後も、育児中の現在も、どの時期でも、差別されたり、特別扱いされる事はありませんでした。そしてこれは、養子を育てておられる方も同じだと思います。プロセスがどうあれ、大切な命を育む母親は、母親です。母親に差異も優劣も有りません。

段階毎に、具体的に述べていきます。まず、妊娠初期ですが、私の場合、不妊治療の時期が長く、卵提供前後のケアも不妊治療のドクターにお願いしていましたので、何ら心配はありませんでした。私が緊張したのは、不妊治療の専門病院から一般総合病院への転院時でした。高齢初産のハイリスク妊婦ですので、出産時のトラブルに対応出来るよう、診療科目が揃っている総合病院へ移りました。初診時に卵提供を受けての妊娠である事を伝えました。妊娠経過を特別に注視されるかも?卵提供による妊娠、出産はまだ臨床データが少ないので、様々な検査をされてモルモット的に扱われるかも?夫が呼び出され、ドクターとの三者面談が何回もあるのでは?etc、不安で疑心暗鬼、大変しんどい思いをしましたが結局、何もありませんでした。他の妊婦と全く同じで、妊婦健診も通常通り、そして、夫との三者面談は、一切ありませんでした。私は自然分娩からスタートしましたが難産となり、緊急帝王切開で出産しました。

手術後、自然分娩から帝王切開に切り替えた経緯及び、手術内容、結果についてドクターから夫に対して説明があり、結局、夫とドクターの面談はその1回きりでした。私が出産した病院は、多胎や、持病があるなどのハイリスクの妊婦が多く、私は持病もなく妊娠経過も問題なかったので、特別扱いを一切されませんでした。特別扱いされない事は、とても楽で、安堵出来ました。卵提供について病院に伝えるかどうか、はケースバイケースで判断されれば良いと思います。

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前回のブログで書きましたように、出産後、「お母さん、お乳をあげて」「お母さん、おむつを替えて下さい」「沐浴の練習をしましょう、お母さん」という風に、「お母さん」を、連呼されて、周囲が母親にしてくれます。産後すぐから、病室のベッドとベビールームを行ったり来たりして、2時間おきの授乳やおむつ替えの多忙な時期を過ごします。その際に、「この人は、卵提供を受けてママになった人だから」といったような差別は、一切有りません。全員が、同列で母親です。一人目の出産なのか、二人目以降か、育児の手際の良さの差は歴然とありますが、生まれたての、ほんのちょっとした事で壊れてしまいそうな、しかし強い生命力に輝く圧倒的な存在感の赤ちゃんを前にして、自分の卵かどうかなど、無意味で、ドクターにも助産師さん達にも、何も言われませんでした。母親が差別される事は一切ありません。卵が自分のものでなくても、どうぞ、ひけめを感じたり、肩身の狭い思いをしないで下さい。母親は、皆、母親です。

私は帝王切開で産みました。帝王切開で出産した人の中には、ひけめを感じたり、特に、予定帝王切開ゆえに陣痛を体験しなかった人の中には、一人前の出産が出来なかった、と後悔したり自分を責めたりする人がいます。私は何度も流産していて、そのたびに、自分が赤ちゃんを殺してしまった、と自分を責めさいなみました。ですので、帝王切開で出産した人が自分を責める気持ちは痛いほどよく分かります。私の心にも刺さります。

どうぞ、自分を責めないで下さい。「結婚してやっと一人前」「結婚したら、子供を産んで一人前」「自然分娩で産んで当たり前」「自分の卵で当たり前。他人の卵を貰うなんてとんでもない」「母親は、自分を犠牲にして、家庭を守り子育てに専心して当たり前」一人前や当たり前。もう、こんな紋切り型の固定概念に縛られるのはやめましょう。楽になりましょう。楽になって良いのです。2017年の今、女性の生き方の選択肢は実に多彩になったにもかかわらず、まだまだ、女性に限らず、男性の生き方も含めて、人生に対する偏狭な考えが根強く存在します。しかし、もう、「立派な一人前にならなきゃ」という拘束から自由になりましょう。楽に、生きましょう。

ベビールームで、数人のママ達と一緒に、お乳をあげていました。私を含め新米ママ達は、赤ちゃんの抱っこも覚束なく、上手にお乳をふくませられなくて、抱っこの角度をあれこれ変えてみたり、四苦八苦。赤ちゃんはお乳を吸う力が弱く、すぐに寝入ってしまうので、助産師さんに指導を受けながら赤ちゃんをくすぐったりして目覚めさせ、懸命に授乳していました。私の隣はインド人のママでした。上手な日本語で、「どうして赤ちゃんはすぐ寝てしまうの、お乳を飲んでほしいのに」と言い、母国語で子守唄を歌っていました。

すぐ隣の分娩室から、その日、5人目の産声が聞こえてきました。お産が多いと言われる満月の晩でした。産声が聞こえると、ママ達が「あ、産まれた」とつぶやき、今、自分の腕の中にいる赤ちゃんや、たった今、命を芽生えさせた赤ちゃんについて、皆、めいめいの想いを巡らせているのが、伝わってきます。母親に差異は有りません。赤ちゃんにも差異はありません。懸命に生きていこうとしている皆の心を、満月が照らした晩でした。

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大丈夫。卵子提供を受けても、本当のママになれます!

子供が欲しいあなたを全力で応援するバタフライより☆彡

私は、卵子提供を受けて母親になりました。不妊治療を12年間続け、10回妊娠、10回とも初期流産しました。不妊、不育両方の体質でした。

全く妊娠しないのなら諦めもつくのですが、妊娠はするので、自分の卵で妊娠したい、という気持ちが強く、12年間も不妊治療を続ける事になったのです。

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不妊治療では毎月、自分の卵をエコー検査でチェックします。高齢になり、だんだん、卵の数が減り、なかなか大きくならないようになってきました。このまま自分の卵に執着していたら、いずれ卵が出来なくなって、妊娠を決定的に諦めざるを得なくなる。自問自答を繰り返しました。自分の卵がゼロになるまで続けるか、卵子提供を受けるか、どっちにする?

不妊、不育、両方の検査も受けてきました。主治医の見解は「妊娠を維持出来ないのは、高齢による、卵の質の低下」というものでした。セカンドオピニオンを求めて他院にも行きましたが、同様の返答でした。

養子縁組をしようか、「こうのとりのゆりかご」に連絡して、預けられた赤ちゃんを私達の子供にしようかetc、色んな選択肢を考えて悩みに悩んだ末、卵子提供を受ける決意をしました。理由は3点です

1——養子なら夫婦との血縁は無いが、卵子提供なら、夫の精子を活かせる

2——自分が妊娠、出産を体験出来る

3——養子なら戸籍に養子と記載され、いつか子供がそれを見る心配があるが、自分で産めば、その心配は無い

以上の理由で、卵子提供を受けると決めました。そこからがまた、大変な作業の連続でした。斡旋会社選び、何より、ドナーさんとのマッチング。渡航。移植前後の自分の治療を受け持ってくれる病院、ドクターへの説明。移植、妊娠に備えての身体作りーーーー

それらについては今後また随時、具体的に分かりやすく書いていきたいと思っています。この原稿では、一番伝えたいことを書きます。

「卵子提供を受けても、本当のママになれますよ、大丈夫!!」

私自身、一番悩んでいた点はそこです。自分が苦労して妊娠、出産したにもかかわらず、遺伝的つながりは無い。自分と似ていない子供を本当に愛せるだろうか?育児は大変な重労働。自分のDNAを受け継いでいない子を本当に慈しめるだろうか?

出産前のそんな悩みに対して育児中の今、断言できます。

この子は、愛おしい愛おしい私の子。出産前の心配は全くの杞憂です

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そう思える理由を具体的に書きます。養子縁組した家族4人のドキュメンタリーを観た事があります。夫婦に、親がそれぞれ違う2人の子供達。4人全員、血縁はありません。でも、4人皆、とても似ているのです。顔かたちではなく、全身のたたずまいが、似通っていて、調和しておられたのです。遺伝子ではなく、日々の生活を共にしていく中で、喜怒哀楽を一緒に体験して、共に喜び、悩み、泣いたり怒ったり笑い合ったりする積み重ねが、家族を家族たらしめ、似させていくのだと実感しました。

私の場合、卵子提供の事情を伝えていない方々からも「雰囲気はお父さん似で目はお母さん似ですね」とよく言われます。

自分で妊娠出来る事も、卵子提供の大きなメリットです。妊娠期間に、健診を受け、妊婦としての経験を重ねる事で、母親としての意識を高めていけます。

そして、「大丈夫!!本当のママになれます!!」と私が強く断言する最大の理由は「自分自身ではなく、周囲がママにしてくれる」という事実です。出産直前まで、私達は妊婦で、氏名で呼ばれます。ところが、出産直後から、「お母さん」と呼ばれます。いきなりの変化です。そこからは、「お母さん、お乳をあげて」「お母さん、おむつを変えて」「沐浴の練習をしましょう、お母さん」「お母さん、しっかり抱いて」「体調はどうですか、お母さん」「あ、赤ちゃんがママを見て笑ったね」etc

出産後、退院するまで、ドクターや助産師さん達から、とにかく、お母さん、ママ、と連呼され続けます

その後の育児生活でも、お世話になる保健師さん、保育士さん、スーパーで出会う方々、近所の皆さん、お出かけ先でエレベーターで乗り合わせた方々などなど、ありとあらゆる皆さんから、お母さん、ママ、と呼ばれ続けます。それは一生、続きます。

出産直後で心身共に大変不安定な時期、周囲の方々があなたに「お母さん、子育て大変でしょう。頑張ってね」と言って下さいます。皆さんがあなたを母親にして下さいます。そして、色んな不安を最大限に払拭してくれるのは我が子です。母親を無垢な心で信頼し、身を預けてくる子。もちろん、育児はバラ色では有りません.私は、産後高血圧に悩まされ、心身のバランスが乱れに乱れ、しょっちゅう、泣いていました。でも、私が泣くと、子供がものすごく悲しそうな顔をするのです。私は涙を見せないよう踏ん張ります。最も強力に、あなたを母親にしてくれるのは、子供自身です。

21世紀の今、家族の形態は多様化し、ライフプランも選択肢がいっぱい有ります。その中で卵子提供を受けようか悩んでおられる方々に、私の体験、考えがお役に立てればとてもhappyです。

移植から2年後、保育園の運動会で我が子と一緒に、かけっこをしました。手をつないで20メートルほどよちよち進んで、アンパンマンせんべいをゲットするのです。グラウウンドで二人で見上げた青空と、2年前の移植の時に、異国の地で一人で見上げた空を比べて、世界じゅう、空は自由に広がってつながっている、と思いました。

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卵子提供の成功率を上げるにはビタミンDが有効

あなたのビタミンDは足りていますか?

現在日本人女性の3人に2人はビタミンDが不足、4人に1人が欠乏という状態だと言われています。
ビタミンDの不足の理由は紫外線にあります。ビタミンDは皮膚に当たる紫外線によって作られますが、女性は一般的にシミを避けるために、紫外線をガードします。化粧品、日傘の使用、さらにインドアを好むライフスタイルなどですね。結果として日本人女性の大半が、ビタミンD不足に陥っているとのことです。
ビタミンD血中濃度は体外受精の治療成績だけでなく、妊娠、出産のリスクや出生児の健康にも関連するという様々な研究報告があるので、妊娠、出産を望む女性はビタミンD不足に注意する必要があります。
このことは、ビタミンDの不足が卵子提供の成功率を左右することを示しています。
ビタミンDは紫外線を浴びて体内でつくられる他、魚やしいたけなどの食品から摂取出来る他、サプリメントとして補充するのもよいでしょう。
あなたのビタミンDは足りているでしょうか?

ビタミンD不足は初期流産のリスク上昇と関連

初期流産の原因の多くは受精卵の染色体異常によるものなので、防ぎようがありません。しかし、原因が母体にある初期流産もあります。例えば過度の飲酒や肥満、重いものを持ち上げたり、夜勤したりなどの影響によるものです。
初期流産の母体側の原因として、ビタミンD不足もその1つではないか?ということを調査した研究があります。
南デンマーク地域のオーデンセ市の妊娠22週までの妊婦さん1,684名の血液を調べ血中のビタミンD濃度とその後の流産のリスクの関係を調べた研究です。
この結果、妊娠初期の流産は25名で、ビタミンDが不足している妊婦は、初期流産のリスクが、2.5倍だったことが分かったのです。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
その理由はこうです。
胎児は母体にとって半分異物であり、母体の免疫反応は異物を排除しようとしますので、胎児に対しては母体の免疫反応が抑制されなければなりません。

ビタミンDは免疫調整に深く関わっていることから、ビタミンDが不足することで免疫調整がうまく働かなくため、流産のリスクが高まるのです。
一方、妊娠中期の流産は33名で、中期の流産のリスクはビタミンD濃度と関連しませんでした。
この研究の結果、ビタミンDが流産予防に働くメカニズムは妊娠初期特有のものであるということが分かりました。
今回の研究成果に基づけば、ビタミンDの免疫調整作用を介しての習慣流産を予防できる可能性があります。
ハワイでアクトワンの卵子提供プログラムを受けられる奥様は、妊婦さん用(胎児期用)のマルチビタミンを服用していただきます。このマルチビタミンには、十分な量のビタミンDが含まれていますので、習慣流産の予防にも役立っているのです。
そしてビタミンDはホルモン調整因子として生殖機能全般に深く関わっているため、ビタミンDの不足によって体外受精の治療成績が低下することも、AMHの値が低くなることもあります。

ビタミンDと体外受精の成功率

それでは、ビタミンDと体外受精の成功率との関係はどうでしょうか?
マウスなどの実験では、ビタミンD欠乏が卵胞発育や排卵の障害になることが分かり、ビタミンDがその生殖機能にも深く関わっていることがわかってきました。
それではヒトではどうなのでしょう?
ハーバード公衆衛生大学院の研究チームは、体外受精に臨む100名の女性に対し、ビタミンD血液中濃度を測定し、その後の治療成績との関連を調べました。
その結果、最もビタミンDの血中濃度が高かったグループの女性は最も低かったグループの女性に比べて体外受精の成功率(受精率)が11%高いことがわかりました。
またビタミンDの血中濃度が増加すると受精率が19%高くなることもがわかりました
ところが、ビタミンDの血中濃度は妊娠率や出産率とは関連しませんでした。
体内のビタミンD濃度は体外受精受精率には関連するものの、ビタミンD濃度は妊娠率や出産率には関係しないことが分かったのです。

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ビタミンDと子宮筋腫の関係性

ビタミンDは日光にあたると紫外線の作用により、体内でコレステロールから合成することが出来ます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進するため、健康な骨をつくるためには欠かせないビタミンである他、ビタミンD濃度が高い高い人は低い人に比べて大腸ガンになりにくいとか、ビタミンDはインスリンの分泌促進にも関わっていることからビタミンD濃度が低いと糖尿病にかかりやすいと言われています。
最近は生殖医療の分野でも研究によってビタミンDが様々な働きをしていることが判ってきました。ビタミンDは卵胞の形成や受精卵の子宮への着床に有利に働きますし、また妊娠中の合併症の軽減につながったりと最近最も注目度が高いのです。
ビタミンDと子宮筋腫の関係性はどうでしょうか?
子宮筋腫は一般的によくある子宮の良性腫瘍です。アメリカ国立環境衛生研究所の子宮筋腫研究では、1996年~1999年にワシントンDCに住む35~49歳の女性1,036名を対象に、超音波検査で子宮筋腫の有無を診断し、血中のビタミンD濃度と1日に太陽光にあたる時間との関係を調べました。
その結果、ビタミンDの血中濃度が十分な女性は不足している女性に比べて子宮筋腫のリスクが32%低く、1日に日光に1時間以上あたる女性も子宮筋腫のリスクが40%低いことがわかりました。
この調査からビタミンD欠乏症が子宮筋腫のリスクを増加させることが明らかになったのです。
現在日本人女性の3人に2人はビタミンDが不足、4人に1人が欠乏という状態だと言われています。つまり、90%を超える日本人女性にビタミンDが、不足しています。
でも、1日に1時間以上も日光にあたるなど、とても無理!
ならば、魚やしいたけなどの食品からビタミンDを摂取したり、サプリメントを活用して補充するのがよいでしょう。

ビタミンDと男性の精子異常の関係性

コペンハーゲン大学、発達・生殖科のマーティン・ブロンベルグ・ジェンセン博士らは最近、健康な男性300人を対象に精子の運動能力と血中ビタミンDの関係を調べました。
ジェンセン博士は調査したデンマークの健常人男性の約44%がビタミンD不足であったため、デンマークにおける高い不妊率の原因の一つがビタミンDの不足である可能性を考えたのです。
これはデンマーク人だけでなく、日本人にもあてはまります。日本人男性の約40%がビタミンD不足との調査結果もあることから、日本における不妊原因の一つが男性のビタミンD不足である可能性があるのです。
博士らの研究によると血中のビタミンD濃度が高ければ高いほど、精子の運動が活発で、正常な形態の精子が多く観察されました。
そして精子に活性型ビタミンDを添加すると、精子の運動能力が改善することが分かったのです。これは精子にビタミンD受容体があるためと考えられます。
卵子提供プログラムには、ご主人様の精子を使います。この研究から卵子提供プログラムを成功に導くためにはご主人様がビタミンD不足にならないように、注意する必要があると分かります。
ビタミンDは紫外線を受けて皮膚で合成されます。このためビタミンDを作るためには、積極的に外出して日光浴することがとても大切です。
秋から冬にかけては紫外線が弱くなると、血中のビタミンD濃度が低下することが知られています。ビタミンDは骨だけではなく、免疫、筋肉、脳機能を健康に保つ重要なビタミンで、体内調節システムとして働くホルモンのような作用があることも明らかとなりました。
ビタミンDが豊富に含まれるアン肝、サーモン、しらす干しなどの魚類や、きくらげ、干ししいたけなどの食材を摂取することでもビタミンD不足を予防できます。
これまで男性不妊といえば、ビタミンE、ビタミンB12、亜鉛、セレン、アルギニンなどの栄養素の摂取が推奨されてきました。これからはビタミンDの摂取も必要ということです。
みなさん、ビタミンDが不足しないように積極的にビタミンDを摂りましょう。

ビタミンD製剤はいつ服用するのが良いでしょう?

ビタミンDが低下している方で、ビタミンDをサプリメントなどで服用してもあまりビタミンD濃度が増加しない方がいます。それはビタミンDを服用するタイミングと関係があるのでしょうか?
それを調べた研究が米国にあります。
ビタミンD製剤を飲んでもビタミンD濃度が改善しなかった男女17名を対象に、ビタミンD製剤を飲むタイミングを変えてみました。
多くの方が食事前や軽い食事の後にビタミンD製剤を飲んでいました。
これを1日のうちで一番食べた食事の後に変えたところ、血液中のビタミンD濃度は大きく改善したのです。
ビタミンDは脂溶性ビタミンなので、食事の摂り方と関係があるのではないかという推察のもとに行われた研究です。
この研究からはビタミンDはたくさん食べた後に摂取することが有効であることが分かります。
これはビタミンDが脂溶性のビタミンのために、ディナーのような脂質が多く含まれている食事の後に摂取すると、吸収がよくなると考えられるのです。
このことからビタミンD製剤はディナーの後に服用するのが良いと思われます。
ビタミンD欠乏症は、骨とミネラル代謝のみならず、心血管疾患や免疫系や癌との関連があると言われています。
ビタミンD製剤は飲むタイミングが重要なのですね。

 

 

 

 

 

体外受精で妊娠できなくてもサンディエゴで卵子提供を受けられる

日本における不妊治療の方法で最も高度なのが体外受精です。

不妊治療のクリニックや病院を受診して一通りの検査を実施した後に、最初はタイミング法などで様子を見るのですがそれでもなかなか妊娠に至らない場合は体外受精などに踏み切るのです。

サンディエゴなどのアメリカ各都市に卵子提供のため渡米する日本人カップルが増加傾向にありますが、渡米するカップルの大半が既に体外受精を経験されています。

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それでも妊娠に至ることができず、サンディエゴでの卵子提供を決断しているのです。

体外受精とは体内での受精が難しいと考えられる場合行われる治療法であり、排卵前に取り出した卵子と精子を体外で受精させてその後子宮に戻して妊娠を試みるのです。

体外受精を行う目安としては、タイミング法を行ってもなかなか妊娠に至らなかった、女性が高齢である、卵管のトラブルがある、子宮内膜症、原因不明の不妊などの症状が見られた場合に行われます。

体外受精では受精が成立してから、細胞分裂を繰り返して質の良い胚を移植して妊娠率を高める方法です。

卵子を取り出すためには、卵巣を刺激することもありますし、自然周期に任せて卵子を採取する方法もありますが、それ以外の方法で排卵の時期をコントロールして卵子を採取することもあります。

この体外受精にかかる費用ですが、クリニックや病院によって値段が異なり、1回あたり30万円から60万円、場所によっては一回当たり100万円を請求されることもあるようです。

それでも妊娠できる確率は高いとは言えず、3割から4割が妊娠に至る現状なのです。

中には10回以上体外受精を繰り返したにもかかわらず妊娠できなかった方もいらっしゃるのです。

体外受精で妊娠できなかった方でもサンディエゴなどで卵子提供を受けたことで妊娠に至った事例も多く報告されています。

卵子提供では健康で若い女性の卵子を使用しますので、体外受精では低かった妊娠率を大きく7割以上にあげることが可能になります。

妊娠を強く希望するご夫婦の中には、日本で卵子提供を受けることができないため、皆さんサンディエゴなどのアメリカに渡って治療を受けるのです。

おまけに卵子提供は体外受精を何度も繰り返すよりは、短期間で高い効果が得やすいのです。

それだけ費用負担も大きくなってしまうのですが、サンディエゴでの体外受精をお手伝いしている当社でも、分割払いに対応していますので費用の事は一度ご相談ください。

 

 

 

 

卵子提供による出産の体験談

不妊治療の末に、卵子提供の選択をされた方は治療の結果をどのように受け止めているのでしょうか。

卵子提供を受けての出産をされる方の多くは、四十代の女性です。

近年ではメディアの影響もあって周囲の認知度が高まり、三十代でも卵子提供プログラムを考える方も増えているようです。
皆様卵子提供を行うまでは、国内での不妊治療を行っておられていました。

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治療が10年にも及ぶ方もいらっしゃいます。
しかし卵子提供という治療に移行するきっかけは、母体の卵子の老化や採卵自体が難しくなってきたという理由が多く挙げられます。

さて国内には、卵子提供プログラムを行うエージェントは数多く存在しますが、卵子提供の施術を受ける先は海外になります。
欧米では卵子提供による不妊治療は法整備も進んでおり、一般的な不妊治療になっています。

また不妊治療の技術も最先端のものなので安心して任せることができます。
一方、日本国内では法の整備が進まず卵子提供を受ける条件が厳しいものとなっています。

また提供される卵子はエージェントによって多少の違いはあるようですが、ほとんどが日本人から提供されるものになるようです。

不妊治療とは言っても、やはり第三者から提供された卵子ですから、多少の抵抗はあるかもしれません。
しかし治療を受け、出産に至った方たちの体験談では、喜びの声にあふれています。

四十代後半の女性の体験談では、「十年近く国内にて不妊治療を行っていましたが、採卵もできなくなり卵子提供プログラムを受けることを決意した」と書かれていました。

この方は初回で妊娠することができ、夢だったお母さんになることが出来ました。

確かにドナー様の面影を感じることはあったようですが、日々子育てをする中で顔は変化するものですし、なによりご自分が産んだということで愛情が募りただただうれしいという報告です。

体験談では、ドナー様の面影を気にするようであれば、やはり日本人からの卵子提供を受けた方が良いだろうとおっしゃっています。

また体験談ではエージェントを選ぶ際、優先順位について、提供される卵子について国籍を考慮するのか、それとも成功率や渡航先、フォローを重要視するのか、これらは金額も含めて検討されたようです。

体験談の中には、卵子提供を受け、出産を行うまでは鬱々と過ごして来た方が多くいらっしゃいます。

お母さんになりたいという夢をお持ちでしたら、一度卵子提供プログラムを検討してみてはいかがでしょうか。