LAでの卵子提供で滞在ビザは必要?保険は適用される?

       

日本でも、卵子提供による不妊治療の症例は年々増加しています。
国内でも卵子バンクがスタートし、今後ますます国内での卵子提供による不妊治療は盛んになると思われます。

しかしまだまだ卵子提供に関わる法整備は進んでおらず、卵子提供による体外受精は違法でははない代わりに完全に合法でもないというあいまいな状況であるため、国内での卵子提供プログラムの実現には時間がかかりそうです。

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卵子提供プログラムを受けるためには海外でのプログラムに参加しなければいけない中で、やはり気になるのは保険と滞在ビザなのではないでしょうか

まずは保険についてです。
LA(ロサンゼルス)では当然、日本での医療保険は使うことができません。
そのため治療にかかる費用はすべて実費となります。

しかしそもそも日本でも、不妊は病気ではないと定義付けられているため、保険適用はありません。
こういった点では、仮に日本で卵子提供プログラムを受けたとしても、医療費としてはそれほど大きな差は出ないと言えるでしょう。

LA(ロサンゼルス)でのプログラムの提携クリニックであるCFGの基本費用には、以下のものが含まれます。

 ・着床前診断
 ・アシステッド・ハッチング
 ・受精卵凍結保存料
 ・顕微受精費用
 ・精子凍結保存料
 ・凍結受精卵管理費用
 ・妊娠時のホルモン剤費用

これらはすべて、LA(ロサンゼルス)での卵子提供プログラム費用の中に含まれます。
2回目以降の凍結受精卵移植は別料金となり、1回900,000となります。

費用は為替レートの変動により変更になることがあるためご注意ください。

保険が適用されないことから一般的に高額になる卵子提供プログラムですが、その中でもAct Oneでは多くのご夫婦に卵子提供による妊娠に挑戦していただくために、良心的な価格で対応しています。

次に滞在ビザについてです。
アメリカではESTAが導入され、90日以内であれば滞在ビザなしで滞在することができます。

LA(ロサンゼルス)での卵子提供プログラムでは、奥様は検査のための一次渡航と移植のための二次渡航で合わせて1週間から2週間程度、旦那様は精子の採取と凍結のための一次渡航だけなので数日程度の滞在となるため、滞在ビザの取得は必要ありません。

複数回に渡って移植を繰り返す場合には滞在日数が90日を超えてしまう可能性もあります。
ESTAの有効期間を常に確認し、必要に応じてビザを取得するようにするといいでしょう。