アメリカでの卵子提供で起こり得る国籍問題

       

日本では卵子提供を受ける患者の規制が厳しく、卵子提供を希望する多くの方が日本ではなくアメリカやその他外国で治療を受けているのが現状です。

アメリカやそのほかの国で卵子提供を受ける場合、国籍問題に不安を覚える方が少なくありません。

それは卵子提供者の国籍が選べることが原因として考えられます。
卵子提供をするドナーですが、日本人だけでなく国籍を問わず広く卵子提供者を募っているのが現状です。

特にアメリカのような多民族国家では、ドナーの国籍や性別も多岐にわたっているのです。

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アメリカで卵子提供を受けるときは、ドナーを選ぶことができるのですが、国籍や容姿、学歴などを考慮して自分たちの希望するドナーを選べるようになっています。

もしも選んだドナーが日本国籍ではなかった場合、それが国籍問題に発展するのではないかという心配が起こるのです。

よく国籍問題に関しては、日本ではなく海外で出産した場合に取りざたされます。

海外で出産した場合、そこで生まれた子供は現地の国籍と日本の両方の国籍を取得して、一定の年齢に達するまでは両方の国籍を持つことが認められています。

二つの国籍を持っていると、パスポートの取得や海外旅行に出かけるときに、日本国籍の方と手続きや必要な書類やビザなどが異なる場合があり、それによりトラブルが起こるため問題となりやすいのです。

しかしながら卵子提供者に日本人以外の国籍を選んだ場合でも日本で出産し、その父親が日本人であればその生まれた子供も日本国籍を取得することができますので、国籍問題が起こるようなこともありません。

この国籍問題は、アメリカでの卵子提供だけでなく代理出産でも言えることなのです。

代理出産もよく国籍などのトラブルが起こりやすいのですが、代理母が日本人ではなくてもその子供の父親が日本人であれば、その子は日本国籍が無条件で得られるのです。

そういった国籍問題を心配してアメリカでの卵子提供を躊躇されている方もいらっしゃるでしょう。

アメリカはまた卵子提供に関して法律整備がしっかりとされていますので、国籍問題が起こるようなトラブルも少ないと考えられます。

当社もアメリカでの卵子提供のあっせんを行っているのですが、もしも事前に国籍問題などの不安を抱えている場合は、当社スタッフが少しでも不安を取り除けるようにお手伝いさせていただきます。

疑問や不安をきちんと解消してから卵子提供プログラムを受けて頂けます。