卵子提供移植後の過ごし方や薬の服用はどうなってるの?

       

卵子提供を受けるにあたって、胚を移植した後の過ごし方というのは、注意点などがあるのでしょうか。
また、薬の服用についてはどのようになっているのでしょうか。

haihai

まず、薬の服用というのは身体に関わることですので、大変大事なポイントです。
薬の服用については、移植後では風邪薬や花粉症の薬、便秘薬や鎮痛剤などの薬の服用は問題ありません。

特殊な薬の服用をしたり予防接種を受けようとされる場合には、医師に相談するようにしましょう。

卵子提供を含めた体外受精を行い、胚を移植した場合の過ごし方については、3日から5日後に着床するため、1週間は普段通りに生活することができます。

卵子提供などの体外受精で胚移植をしたからといって、特段安静な過ごし方をしなくても、激しい運動をしなければ問題ないでしょう。
いつものような過ごし方をするのが、卵子提供などの体外受精で胚移植をした際には必要なのです。

ただ、過ごし方として注意しておきたいこともあります。
卵子提供を含め体外受精のために胚移植をした時には膣が傷ついていることが考えられます。
よってお風呂に入る場合は湯船に浸からずシャワーのみにすることをおすすめします。

また、同じ理由でタンポンを使用することも控えるようにします。
タンポンを使っていることで雑菌が増えることになりかねないからです。

さらに妊娠行為についても、卵子提供を含めた体外受精で胚を移植した後の2、3日は控えるのが賢明です。
また、普段から自転車に乗る方もいらっしゃるでしょう。
自転車は振動によって子宮収縮を起こしかねません。
そういったことから、長い時間自転車に乗ることはしばらく控えましょう。

そして、タバコも吸わないようにすることも重要です。
タバコを吸うと血管が細くなることをご存じでしょうか。
そうなると子宮にも栄養がたっぷりと送ることができなくなります。
パートナーであるご主人にも控えてもらうのが得策です。

胚を移植した後は、本当に妊娠できるか不安になるかもしれません。
それは考えられることであり、実際によくあることでもあります。

しかし、極力気にする事なくストレスのない過ごし方を心掛けることで、赤ちゃんを授かる可能性が増します。
もし気がかりがあるならば、不安を溜め込まず担当してくれている医師に相談するようにしましょう。

卵子提供などの体外受精のために胚を移植した場合には、ストレスのないいつも通りの生活を心掛け、薬の服用についても特別な薬などでなければ服用できるということを覚えておきましょう。