卵子提供の胚移植後の過ごし方は?

       

日本で施術を行っている病院が少ない卵子提供は、海外の病院で受けることが主流です。
アクトワンでは、ハワイ、ロサンゼルス、マレーシア、サンディエゴなどの高度な医療技術を持った病院と提携しており、安心して卵子提供を受けることができます。

卵子提供を受けてみようかと考えている方の中には、海外での卵子提供後について不安を持っている方もいるかもしれません。
実際に体外受精の胚を移植した後にはどのように過ごすのが良いのでしょうか。
飛行機に乗って日本に帰ってくるという行動をとってもいいのでしょうか。

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結論から言えば、問題はありません。
体外受精の胚移植を行った後に極端に安静に過ごす必要が無いというのは、ごく普通の体外受精でも卵子提供による体外受精でも変わりがありません。
できるだけ安静に過ごした方が着床しやすいのではと考える方もいますが、胚移植後の生活の仕方が着床に影響することは無いと言われています。

体外受精後の過ごし方について、アメリカではある調査がされました。
胚移植後の女性にセンサーをつけ、普通に生活をして動きを調査したところ、妊娠率や出産率に関連性は無かったそうです。
ですから、卵子提供による体外受精後であっても普通に飛行機に乗って海外から帰国した場合に、着床に問題はありません。

ただ、胚移植後にどんなことをしてもいいというわけではありません。
まず、胚を移植した際、膣内に傷がついてしまうことがあるので、感染症などを防ぐため、胚移植当日のシャワーや入浴は避けましょう。

また、雑菌が繁殖しやすくなるタンポンの使用も控えるようにしましょう。
他にも夫婦生活や激し過ぎる運動も避けるようにします。

たばこを吸うと血管が細くなってしまいます。
血流が悪くなると子宮に栄養を送りにくくなってしまいます。
妊娠のことを考えると、たばこやお酒は避けるようにしたいものです。

これらのことに注意しておけば、あとはごく普通に生活を送ることが可能です。
それよりもいちばんいけないのは、ストレスをためてしまうことです。

卵子提供後の体外受精ですから、きちんと妊娠するかどうか、緊張してしまったり、不安になってしまったりすることは仕方がありません。
でも過度なストレスは身体にいい影響を与えません。

アクトワンでは、移植の2週間後に血液検査をして妊娠判定を行います。
それまでの間、普段は過ごせない海外の美しい風景や街並みを楽しみ、できるだけリラックスして過ごすことをおすすめします。