卵子凍結保存が無理でも卵子提供という方法があります

       

昔と違い、今は女性も男性と同じようにキャリアを積み、仕事をするようになりました。
女性が結婚後も仕事を続けることは当たり前の時代です。

それと同時に問題になっているのが、晩婚化と不妊というものです。
女性が社会で活躍するようになることで結婚年齢はどんどん上がっています。
結婚年齢が上がるということは、子供を産む年代も上がるということになります。

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実は年齢を重ねるごとに卵子も老化するという事実があります。
老化した卵子は妊娠する能力が低くなるため、晩婚化が進むほど不妊症に悩むケースも増えてしまうわけです。

今、注目されているものに卵子凍結保存という方法があります。
将来妊娠したいと思った時に卵子の状態が悪いことで不妊症になってしまうことを避けるために、若いうちに卵子を取り出し、凍結保存をしておくという方法になります。
不妊症に悩む夫婦の増加に伴い、日本生殖医学会では2013年に卵子凍結保存に関するガイドラインが作られ、現在ではこの方法を推奨しています。

若い時に状態の良い卵子を凍結保存しておけば、将来もしも子宮の状態に問題がなく卵子に問題がある場合に、自分の卵子を使って体外受精などの高度な不妊治療を受けることができ、妊娠の確率も上げることが可能です。

日本生殖医学会のガイドラインによると、卵子を採取できるのは40歳未満まで、受精卵を移植できるのは45歳未満までと決められています。
卵子凍結保存をする場合、決して安くはない費用がかかります。
病院によって費用は様々ですが、70万円から100万円はかかると考えておく必要があります。

また凍結保管のための料金も別にかかります。
ただ、長期にわたって卵子凍結保存しておくことができるので、何回も採卵する必要がありません。
多胎や卵巣過剰刺激症候群の予防にもなります。

メリットの多い卵子凍結保存ですが、この方法が始まったのはつい最近のことです。
今現在40代で不妊症に悩む方にとっては、残念ながら希望を持てない方法であることは事実です。

でも、そんな方が妊娠するための方法として、卵子提供というものがあるのであきらめることはありません。
Act Oneでは、卵子提供を海外で行うためのプログラムを提供しています。
ハワイをはじめとした海外の高度な技術を持つ医療機関と提携しているので、卵子提供を安心して受けることができます。

たとえ自分の卵子ではなくても、卵子提供によって生まれた子供は、まぎれも無くお腹の中で育てた我が子です。
卵子提供について様々な質問にもお答えしていますので、気軽にご相談ください。