卵子提供と体外受精、人工授精の違い

       

日本で高度生殖医療を受ける場合、体外受精、顕微授精、凍結胚移植が含まれる治療方法になります。
赤ちゃんを授かるために卵子提供を希望するご夫婦の多くが、日本での高度生殖医療を経験されています。

Act Oneアクトワンは卵子提供をサポートしている会社ですが、当社にご相談にいらっしゃるご夫婦にも、日本で不妊治療を何年も受けてこられた方が多くいらっしゃるのです。

family010

不妊に悩み専門の医療機関を受診すると、最初は自然な流れで妊娠を成功させようというタイミング方をすすめられますが、それでも妊娠しない場合は次のステップである人工授精にすすみます。

人工授精とは旦那さんの精子を採取してそれを直接奥様の膣内に注入して妊娠を成立させようとする方法のことです。
この方法でも妊娠率は決して高いとは言えず、成功率はわずか5~10%に満たないのです。

人工授精の成功率が低い原因として考えられるのがベストなタイミングに合わせるのが難しいからです。
奥様の排卵日に合わせて人工授精の治療を行うことになるのですが、それを見極めるのが難しく治療日のギリギリになるまで予定がわからないことも多く、どちらかの都合が合わなくなってしまうこともあります。

そのため、平均して5回以上この方法で妊娠を試みるのです。
それでも妊娠に至らなかった場合、次のステップである体外受精へとすすんでいきます。

体外受精とは排卵誘発剤を使用して奥様の卵子を育てて採取し、旦那さまの精子と受精させて受精卵を作ります。
質の良い受精卵だけを選別してその受精卵を奥様の子宮に戻して妊娠を試みるのです。

体外受精によってかかる費用は受ける病院や方法などによって異なりますが、10万から100万円とかなり高額になります。
それでも卵子提供と比べて妊娠率は高いとは言えず、何度試みても妊娠に至らないカップルも少なくはありません。

それらの高度生殖医療と比較すると、卵子提供による妊娠成功率は大きく上がります。
健康保険が適用されないために、卵子提供は多額の費用がかかってしまうのですがそれでも日本で何年も体外受精を試みるよりは良い結果が得られる可能性が高いのです。

卵子提供では若い女性の卵子を提供してもらうため妊娠率を高めることができます。また、海外での治療になりますので着床前診断を受けることもでき、更に着床率を上げることにつながります。