不妊治療を受けられている43歳以上の方は卵子提供を検討しよう

       

アメリカでは、成功率が低すぎるので43歳以上の方には原則的に不妊治療はおこなっていません。
また、不妊治療でかかる身体や金銭の負担が大きくなる事を避ける為にも有効です。

日本でも長年不妊治療を受けられている方や現在43歳をこえられている方は、お子様を授かる方法のひとつとして卵子提供プログラムを受ける事を一度ご検討ください。
卵子提供は、ドナーより提供を受けた卵子、そしてご主人の精子とを体外受精で受精卵とし、ご自身の子宮に移植してお子様を授かります。

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日本は晩婚化で、不妊治療をされる方も増加しています。
不妊の原因は、卵子の老化も関係します。
卵子が老化すると、妊娠しにくく流産する可能性も高くなると言われています。

しかも、卵子は加齢とともに数が減少していき50歳には0になると言われています。
その為、不妊治療の結果は個人差もありますが、年齢によるところも大きいです。
一般的な不妊治療の流れは、まずはタイミング法を数周期おこない妊娠しない場合は、人工授精をおこないます。
妊娠しなければ、体外受精や顕微授精を試みます。

タイミング法は、子宮の超音波やホルモンを検査した内容から医師が排卵日を予想し、その日に夫婦生活をおこなう治療法になります。
20代で半年から1年間、35歳以上で3周期から6周期程度の期間おこないます。

人工授精は、より卵子に近い場所に精子を送り込む方法です。
ご主人の精子を病院などで採取・検査した後で、子宮に受精卵を移し妊娠を待ちます。
治療にあたっては排卵誘発剤を使うことも多く、治療期間の目安は6周期程度です。

体外受精は、女性の卵巣から卵子を取り出し精子と受精させ、その受精卵を子宮に戻す方法です。
顕微授精は、顕微鏡を使用して卵子に精子を注入し受精卵を誕生させます。
体外受精の受精卵を移植する際には原則1個と決められていますが、残った受精卵を凍結により保存して次の治療の準備をする事も可能です。

不妊治療を始められる方の年齢は

30歳未満が14%、30歳から35歳未満が39%、35歳から40歳未満が35%、40歳以上が12%
40歳以上の方の出産率は、40歳の方で22%、41歳で15%、42歳では10%、43歳では8%
40歳以上の方の妊娠方法は、一般治療で30%、人工授精が21%、体外授精で49%
となっています。

体外授精方法は、新鮮胚移植25%、凍結胚移植24%の割合となります。

ActOneでは、卵子提供についてのさまざまなご質問に丁寧にお答えさせていただいております。
また、卵子提供についてのご不安やご相談なども弊社までお気軽にお寄せください。