卵子提供の前に行うフーナーテストとは

フーナーテストとは、卵子提供を考える前に行える、不妊検査の一つです。
排卵の時期に合わせて妊娠行為をした後に、子宮頚管粘液にどれくらいの数の元気な精子がいるのかを調べる方法です。

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射精によって出された精子が、元気に子宮頸管内に辿りつくことができているかということや、精子が泳ぐことができるくらいに頸管粘液が出ているか、抗精子抗体が妨げになっていないかということを調べることができるのです。

検査の方法は、排卵日に照準を合わせ、朝早くに妊娠行為をした後に、数時間内に病院に赴きます。
もし当日の朝にすることが難しければ、前夜でも問題ありません。

頸管粘液を採った後に顕微鏡を使って精子の数をチェックします。
この確認で問題なければ、精子は子宮頸管内をこれから先も元気に泳いでいけると判断できるでしょう。
頸管粘液については、少なくてもいけませんし、粘度が高い場合にも精子の働きの妨害となるため、妊娠の可能性にも影響してしまいます。

もし精子が多くいても、元気に運動していなければ問題があると判定されます。
それは、『抗精子抗体』がいるということです。

これにより、精子が動きが良くなくなり妊娠を阻害してしまうのです。
卵子提供を考える不妊の方は、少数ではありますが『抗精子抗体』を持っているので、この可能性があるのです。
そして、不妊の原因として主要なものの一つにも挙げられます。

精子の数や奇形率などは精子検査でも判断できますが、フーナーテストとは、検査によって頸管粘膜とどういった反応を見せるかを判断することができます。
このテストは2000円程度で行えるもので、保険も適用されます。

100年前から行われている、伝統のある検査方法でもあります。
この卵子提供を受ける前のフーナーテストとは妊娠行為をすることが前提なので、パートナーと力を合わせて取り組まなければいけない面があります。

フーナーテストとは、もし夫に精子検査に抵抗感があるような場合に、精子検査前に受けることで精子がどのような状態かを調べられます。

排卵期においては、頸管粘液の量が増え粘度は低くなります。
つまり、子宮内に精子が簡単に入っていけるようになっています。
もし夫の精子の状態が良かったとしても、妻の子宮に辿り付けないと妊娠に至ることはできないので、フーナーテストとは、『卵子提供』等を考える前に受けることが大切な検査と言えます。

もし、好条件下で『フーナーテスト』をして良くない結果になったとしたら、さらに数回検査をしましょう。
それでも結果が思わしくない場合は精子検査を行う様にしましょう。
そうしてから卵子提供にチャレンジすると、負担も少なくすむはずです。